トークンシステムで子どものモチベと自信アップに

子育てヒント
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【本日のお悩み】
 ○子どもがお手伝いするようになってほしい
 ○勉強のモチベーションを上げる方法を知りたい
 ○子どもに自信をつけさせたい

お悩み解消ヒント:モチベーション次第で、子どもの行動は変えられる

子どものいい行動を習慣化したり、継続させるのは難しいですよね。
お手伝いや勉強、習い事など、最初は子どももやる気満々で積極的ですが、次第に慣れてきて飽きてしまいます。
また、子どもは自分の失敗や他人に笑われることに敏感で、子どもによっては一度の失敗で自信をなくしてしまうケースも珍しくありません。
いずれも、子どもが自分の行動に対するモチベーションを上げることが必要です。行動に対する意欲が高まれば、子どもは自分から行動できるようになります。

具体的な方法:できたことを見える化してわかりやすく

そこで私が提案したいのが【トークンシステム】
横文字が並ぶとやたら専門的なものに感じられますが、わかりやすく言うとスタンプラリーです。
例えばお風呂掃除のお手伝いを子どもにしてもらいたいとき、掃除をしたら台紙にシールやスタンプを押し、ゴールまで溜まればご褒美をあげるんです。
トークンシステムのポイントは2つ。
 ①子どもがいつでも見られる形にすること
   →台紙を作って子どもに渡しておいてもいいですし、ポスター形式にして壁に貼っていても構いません。子どもが、自分の成果をいつでも確認できるようにしておいてください。
 ②ゴールを明確にしておくこと
   →「お手伝いを○回したらゴール(ご褒美)」という風に、ゴールをはっきりと決めておいてください。具体的で客観的な数字が示されることで、子どもは「あと△回でご褒美だ!」モチベーションが上がります。

ゴールまでが長すぎると子どもはモチベーション維持が難しいですし、逆に短すぎると子どもは行動への意識が低いままです。
ご褒美は、普段はしない(買わない)ような内容にすると、子どもはがんばろうと思えます。
ゴールまでの道のりもご褒美も、子どもの年齢や環境よって変わるので、見極めが難しいところです。回数もご褒美も、子どもと話し合って決めるといいかもしれません。

また、トークンシステムは自信が持てない子どもの手助けにもなります。
例をあげると、学校で音読をしたら文章を読み間違ってしまい、みんなに笑われてしまったことから、音読が苦手になってしまったとします。でも音読は学校で必要ですから、やらないわけにはいきません。
そこでトークンシステムの活用です。
先ほどのお風呂掃除とは違い、今回は「子どもが既にできること」も含め、ゴールまでの道のりも短めに設定してください。
目標を低く設定し、ゴールの達成感を何度も体験することで、子どもは苦手なことでも少しずつ取り組めるようになっていきます。
音読の例でいくと、
  簡単な文章を一行音読
     ↓
  簡単な文章を一段落音読
     ↓
  簡単な文章を一ページ音読
     ↓
  少し難しい文章を一行音読
     ↓
  少し難しい文章を一段落音読……
というように、少しずつ難易度を上げて、子どもの成功体験を重ねていきます。
「苦手なこと」が「褒められた」という体験は、子どもにとってその後の行動を大きく左右するんです。
トークンシステムを使いながら、子どもをたくさん褒めてあげてくださいね。

お役立ちグッズ紹介

子どもが好きなアニメやゲームのシールを使ったり、特別感のあるシールで、スモールステップの成功体験を加速させていきましょう。

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さいごに

トークンシステムは、子どもの「できた」を見える化し、行動や課題に自分から取り組めるようにするものです。
大人も、子どもを褒める行動を意識できるため、大人と子どもの間でコミュニケーションが増えていきます。日々のコミュニケーションを手助けするツールとして、トークンシステムを使ってみてくださいね。

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