タイマーを使った切り替えアイデア

子育てヒント

【本日のお悩み】
 ○子どもがずっと遊んでいて宿題をしない
 ○ごはんの時間になってもゲームをしてる
 ○ひとつのことに集中すると、なかなか切り替えができない

お悩み解消ヒント:外部の力で背中を押す

気持ちや場面の切り替えができないというのは、子どもあるあるです。
楽しいことはずっと続けていたいし、嫌なことには手をつけたくない。それは大人だってそうですよね。
大人でも環境の変化に弱いんですから、子どもが自分で気持ちや場面を切り替えるというのは、ちょっと難しい。
なので、『外部の力』で背中を押してあげましょう。
もちろん、外部の力というのは、親の「宿題しなさい!」「いい加減にしないとゲーム機壊すよ!」といった怒りの力ではありません。
いつどんなときでも安定している外部の力を借りて、切り替えの手助けをしていきましょう。

具体的な方法:タイマーを使う

外部の力というのは、タイマーです。
やり方は簡単で、切り替えの時間に合わせてタイマーをかけるだけ。
ここで大事なのは、タイマーを設定する時間は子どもに決めてもらうこと。子どもが決めて、その時間を大人が承諾したら、その時間は必ず守ること。
可能であれば、子ども自身にタイマーをかけてもらってください。
もし「できれば15分以内に切り替えてほしい」というような時間制限があるときは、それを子どもに伝えてください。(例:「30分後に出かけるから、動画を見る時間は長くても20分にしてほしい」)

人に決められるよりも、自分で決めた方が納得感は高いです。
「自分で決めたことだし、やるか~」という感じですね。

お役立ちグッズ紹介:見えるタイマー

残り時間がわかりやすいタイマーの販売もされています。
商品名はさまざまなので「タイマー 視覚的」や「タイマー 可視化」などのキーワードで検索してみてください。

Amazon.co.jp: ソニック(Sonic) 時っ感タイマー トキ・サポ 時計プラス 時間の経過を実感 ミントブルー LV-3521-MB : スポーツ&アウトドア
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さいごに

今回はタイマーを使った気持ち・場面の切り替え方法をご紹介しました。
あくまでもタイマーは補助的なもので、大切なのは、子どもの決断を大人が尊重すること。
子どもが「30分ゲームする」と決めて、それを大人が承諾したら、30分経つまでは「あと10分だからね」「タイマー鳴ったら宿題してよ」などといった忠告はしないでください。
子どもは切り替えの練習を、大人は子どもを信じる練習を続けて、子どもとの信頼関係を厚く築いていきましょう。

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