【本日のお悩み】
○子どもの就学先について悩んでる
○発達に不安がある子どもって、どんな学校に行けばいい?
○それぞれの学校や学級について知りたい
お子さんが就学を迎える時期になると、「小学校?」「支援学校?」「支援級?」「通級?」と、どこに通うのが良いのか迷う保護者の方も多いと思います。
ここでは、それぞれの教育の場のざっくりした違いと、メリット・デメリットをわかりやすくまとめます。
小学校(通常学級)
特徴
地域の子どもたちが一緒に通う、最も一般的な学校です。
メリット
- 地域の友達と一緒に過ごせる
- 社会性や協調性を育てやすい
- 将来につながる学習内容を、標準的な形で学べる
デメリット
- 集団生活のペースについていけないと、本人がつらさを感じることも
- 個別の支援が行き届きにくい場合がある
特別支援学校
特徴
障がいのある子ども向けに、少人数・専門的な支援を行う学校です。
メリット
- 先生の人数が多く、手厚いサポートが受けられる
- 個々の発達や生活スキルに合わせた教育が受けられる
- 医療や福祉と連携している場合も多い
デメリット
- 地域の同年代の子どもと関わる機会が少なくなる
- 学習進度がゆるやかで、進学や進路に制限がある場合も
特別支援学級(支援級)
特徴
通常の小学校の中に設けられた、小集団のクラス。知的・発達・身体・情緒などの特性に合わせた支援が受けられます。
メリット
- 少人数で個別対応を受けやすい
- 休み時間や行事は通常学級の子と関わる機会がある
- 支援と交流のバランスがとれる
デメリット
- 支援級と通常級を行き来するスタイルは、子どもによっては負担になる
- 地域によってサポート体制やカリキュラムの質に差がある
通級指導教室(通級)
特徴
普段は通常学級に通いながら、週に数時間だけ別の教室・学校で特別な指導を受けます。発達障がい・LD・言語障がいなど、特定の課題に合わせた支援が中心です。
メリット
- 普段は友達と同じクラスで学びながら、必要な部分だけサポートが受けられる
- 学習やコミュニケーションなど、困りごとにピンポイントで対応できる
デメリット
- 通級に行く時間は通常授業を抜けることになり、学習の遅れが出る場合も
- サポートが週に数時間なので、日常的な困りごとには対応しきれないことも
お役立ちグッズ紹介
学校だけでなく家庭での学びも大切。教材やサポートサービスを取り入れることで、お子さんのペースに合わせた学習が可能になります。
↓子どもの家庭学習サポートに視点が置かれた一冊です。
すぐに実践できる内容が多く、イラストも豊富でわかりやすく解説してあります。タイトルに「学習障がい&グレーゾーン」とありますが、障がい関係なく、お子さんのいるご家庭にオススメの内容です。
↓すららは無学年式を採用しているため、得意な科目は先取りができ、苦手な科目は理解できるところまで戻って学習することができます。
インターネットに繋がれたパソコンもしくはタブレットがあれば学習できるので、手軽に始めることができそうですね。

さいごに
どの進路にもメリット・デメリットがあります。
大切なのは「子どもが安心して学べる場所」を選ぶこと。就学相談や学校見学を通じて、子どもに合った学びの場を一緒に探してみてください。
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