【本日のお悩み】
○子どもの効果的な勉強方法を知りたい
○同じ問題を何度も間違える
○PDCAサイクルって何?
はじめに
「PDCAサイクル」と聞くと、ビジネスの世界で使う難しい方法のように感じる方も多いかもしれません。
しかし、この仕組みは家庭での学習にも応用でき、子どもの自主性や学習効率をぐんと高めることができます。
今回は、保護者が日常の学習に取り入れられるPDCAサイクル活用法をご紹介します。
PDCAサイクルとは?
PDCAサイクルは、
- P(Plan)計画
- D(Do)実行
- C(Check)振り返り
- A(Act)改善
の4つを繰り返して、成果を少しずつ高めていく方法です。
この流れを学習に当てはめると、ただ「やりっぱなし」の勉強から、改善しながら伸ばす勉強に変わります。
子どもの学習にPDCAを当てはめる方法
① Plan(計画)
- 今日やる学習内容を一緒に決める(例:漢字ドリル2ページ、計算問題10問)
- 所要時間の目安を設定(例:15分)
- 目標を明確に(例:「間違いを3問以内にする」)
ポイント:計画は「子どもと一緒に立てる」ことで主体性が育ちます。
② Do(実行)
- 計画通りに学習を始める
- 時間を計ることで集中力をキープ
- わからない問題は飛ばさずメモする
③ Check(振り返り)
- 間違えた問題や時間オーバーの原因を一緒に確認
- 「なぜ間違えたのか」に注目(例:計算ミス・問題の意味がわからなかった)
④ Act(改善)
- 間違えた問題を解き直し
- 翌日の計画を調整(量や難易度を変える)
- 弱点を重点的に復習メニューに入れる

保護者が意識すべき3つのポイント
- 責めずに振り返る雰囲気をつくる
→ ミスは改善のチャンス、と前向きに話す - 小さな成功体験を積ませる
→ 達成できたら大げさに褒める - サイクルを短く回す
→ 「毎日」「毎週」など短期間で振り返ると効果的
お役立ちグッズ紹介
↓家庭でもPDCAサイクルを回しやすい学習環境を整えるなら、通信教材とタイマーの組み合わせがおすすめです。
通信教材はオンライン塾とは異なり、自分のペースで好きな時間に勉強できるため、万が一教材が溜まってしまっても、本人のやる気次第で消化できます。オンライン塾と比べると、料金も比較的安価です。
通信教材と見える化タイマーの組み合わせは、家庭でPDCAサイクルを回すのにぴったりです。
↓見える化タイマーは、子どもが時間を視覚的に把握できるため、集中力の保持に役立ちます。時間経過もわかりやすいため、「これだけがんばった」という自信にもつながりますね。
↓幼児から社会人まで、幅広く学びの機会を提供しているZ会。生徒の数が多いからこそ、質の高い問題が作成できるようです。学校の勉強はもちろん、受験対策もバッチリ。
↓すららは無学年式を採用しているため、わからないところはわかるところまで戻ることもできますし、理解できるところは先に進むこともできます。すららの教材を採用している学校もあるようです。

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さいごに
PDCAサイクルは、子どもの学習を効率的に進めるだけでなく、自分で考えて学ぶ力を育てる方法です。
家庭での勉強時間に少しずつ取り入れれば、学習の質がぐんと高まります。
まずは1週間、親子でPDCAサイクルを回してみましょう。きっと成長を実感できるはずです。
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