赤ちゃんとの信頼関係は0歳から育つ?エリクソンの発達課題“基本的信頼 vs 不信”とは(0歳~1歳半頃)

子育てヒント
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【エリクソンの発達課題とは】
人は、生まれてから年をとるまでのあいだに、「その時期ならではの心の成長テーマ」があります。

例えば──
・赤ちゃんのときは、「この世界は安心できる場所なのかな?」という感覚が育つかどうか
・小さい子どもは、「自分でやってみたい!でも失敗しても大丈夫?」という気持ちと向き合う
・思春期には、「私は何者?どんな大人になりたい?」と悩んだりする

それぞれの時期に「心の試練」みたいなものがあって、それをうまく乗り越えると、自分らしく成長していけるという考え方です。
人生は長い冒険みたいなもので、ステージごとに「心のボスキャラ」が出てくる。そのボスを倒すと、ちょっとレベルアップして、次のステージを生きる力が手に入る──そんなイメージです。

この「年齢ごとに向き合う心のテーマ」のことを、心理学者のエリク・エリクソンは【発達課題】と呼びました。

乳児期の発達課題は「基本的信頼 vs 不信」

赤ちゃんにとってこの時期は、世界をどう感じるかの“土台”を築く大事なとき。
おなかがすいたときにミルクをくれる人がいる。寒いときに温めてくれる人がいる。
そんな体験を通して、「世界は安全なんだ」「人は信じていいんだ」と、【基本的信頼(Basic Trust)】が育まれていきます。

逆に、放置されたり、毎回対応がバラバラだったりすると、「自分は大切にされない」「世界は怖い」と感じやすくなり、【不信感(Mistrust)】が芽生えることもあるのです。

親・保護者ができること

大事なのは「完璧であること」ではなく、“安定した応答”と“繰り返される安心感”です。
例えば、
・赤ちゃんが泣いたら「気づいてもらえる」経験を積ませる
・抱っこや声かけで「あなたを見てるよ」と伝える
・毎日の生活リズムをできるだけ一定にする

こうした日々の積み重ねが、信頼を育てる基礎になります。

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さいごに

エリクソンが言った「基本的信頼」は、特別なことではなく、おむつを替えたり、抱っこしたり、笑いかけたりする日常の中にあるものです。
赤ちゃんにとって親の存在は“世界そのもの”。
「あなたがそばにいてくれる」――その安心感が、人生の最初の一歩を支えてくれるのです。

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