子どもの「悪い言葉・汚い言葉づかい」どうする?改善のコツと親の関わり方

子育てヒント
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【本日のお悩み】
○子どもが突然汚い言葉を使うようになった
○悪い言葉づかいが定着しつつある。どうにかしたい
○言葉づかいの直し方を知りたい

「バカ」「うざい」「死ね」など、子どもが突然使い始めた汚い言葉に、ドキッとしたことはありませんか?
親としてはやめてほしいと思う一方で、「なぜそんな言葉を?」と戸惑うことも多いはず。この記事では、子どもの悪い言葉づかいの原因や背景、改善のために親ができることについてお伝えします。

 

なぜ子どもは悪い言葉を使うの?

モデルとなる大人の影響

子どもは身近な大人、特に親の言動をよく見ています。
日常的でなくても、イライラしたときに乱暴な言葉を使っていないでしょうか?
「ちょっと何やってんのよ」「ふざけんなよ」など、つい出てしまう言葉も、子どもはしっかり聞いています。

外部からの影響(テレビ・YouTube・友だちなど)

最近では、テレビやSNS、動画などからも多くの言葉を吸収します。
子どもにとっては「面白そう」「大人っぽい」という理由でマネすることも。
また、友だちの影響も大きく、「みんなが言ってるから」という理由で使い始めるケースも多いです。

 

悪い言葉をやめさせたい!親ができる対応策

叱りつけるより、冷静な対応を

「そんな言葉使っちゃダメ!」と強く叱ってしまうと、逆に反発したり、言葉の面白さに火がついてしまうことも。
まずは落ち着いて「今の言い方は、人を傷つけるかもしれないよ」「どうしてその言葉を使ったの?」と声をかけましょう。

言い換えを提案する

「うざい」と言ったときには、「イライラしたんだね」「ちょっと嫌だったんだね」と気持ちを言葉にしてあげることで、適切な表現を学ぶチャンスになります。

親自身が「モデリング」する

一番の改善策は、親が丁寧な言葉づかいを意識することです。
「ありがとう」「ごめんね」「〜してくれると助かるな」など、ポジティブで相手を尊重する言葉づかいを日常的に使うことで、子どもは自然と学んでいきます。

 

子どもが悪い言葉を使ったとき、どう対応する?

感情的に怒らない

子どもが使った言葉に驚いても、「そんなこと言うなんて、うちの子じゃない!」と人格を否定しないように注意しましょう。
親の何気ない一言が、子どもを苦しめてしまう場合もあります。

状況を見極める

ふざけて言っているのか、誰かに対して本気で言っているのかによって対応は変わります。
言葉の意味をわからずに使っていることもあるため、「その言葉はこういう意味だよ」「こういうときに使うと、相手にこう受け取られるよ」と教えてあげましょう。

一貫した対応を心がける

片方の親は叱って、もう片方は笑っている…というようなブレた対応は逆効果です。家庭内でのルールを共有しておきましょう。
これは支援者も同じで、支援者間で支援の内容・方向性を固めておく必要性があります。

 

お役立ちグッズ紹介

↓子どもが使う言葉によって、木が変化しながら成長するというお話。
内容がシンプルなだけに、子どもにとってわかりやすく、子どもが悪い言葉を使ったときに「今の言葉は、どんな木になると思う?」と日常生活でも活用しやすいです。
絵本を使いながら、子どもにも「自分の言葉には責任があること」を伝えていきたいですね。

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ちくちく言葉の言い換えや言葉の選び方など、実は大人にとっても有益な内容なので、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

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さいごに

言葉づかいは、育てるもの。
子どもはまだ「相手の気持ちを考える力」や「言葉の重み」を学んでいる最中です。
悪い言葉づかいを見つけたときこそ、丁寧なコミュニケーションを重ねるチャンス。
大切なのは「禁止する」より「より良い言葉の選び方を伝える」ことです。

親の関わり方ひとつで、子どもの言葉づかいはぐんと変わります。焦らず、長い目で見ていきましょう。

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