【本日のお悩み】
○子どもが片づけをしない
○片付けるとどこに何を入れたかわからなくなる
○整理整頓が苦手
お悩み解消ヒント:片づける場所を決めて、見てわかりやすく
子どもにとって、片づけは永遠のテーマとも言えるでしょう。
片づけは遊びの終わりを示す行動ですし、遊びと比べて片づけは楽しくありません。実際に、私も幼少期から片づけや整理整頓は苦手でした。
子どもに片づけを身につけてもらうための第一歩として、まずは簡単に片づけられる環境づくりをしましょう。
これはここに入れる、という「物の住所」を決めて、そこに何が入っているのか、一目見てわかるようにするんです。「元あった場所に戻しなさい」と言っても、どこから取ってきたのかわからなかったら、片づけようがないですからね。
具体的な方法:グループ化して、写真やイラストを貼る
例えばおもちゃの片づけ。
まずはおもちゃを「おままごとに使うおもちゃ」「人形」「カードゲーム」「武器のおもちゃ」といったグループに分けます。分けられないものは「その他」でも大丈夫ですが、なるべく分けてください⇒これが『物の住所決め』です
次に、おもちゃをグループごとに箱へ入れます。箱には、中身の写真やイラストを貼り、この箱には何が入っているのか・何を入れるべきなのかを明確にしておきます。⇒これが『視覚化』です
プラスアルファとして、箱ごとに違うマスキングテープを貼り、箱を置いておく場所にも同じマスキングテープを貼れば、『箱の住所決め』も完成です。
(例:人形の箱にオレンジのテープを貼ったら、人形の箱を置いておく場所にもオレンジのテープを貼っておく。他の箱にはオレンジのテープは貼らない)
以上で片づけできる環境づくりは終わりです。
お役立ちグッズ紹介
色のついている箱に合わせて収納を考えるのもひとつの手です。
さいごに
この方法であれば「家具はモノトーンでまとめてるから、おもちゃ箱はグレーしかない」といったご家庭でも、おもちゃ箱に違う模様のモノトーンテープを貼れば完了します。
嫌なことだからこそ、簡単に取り組めてすぐに終わらせられる環境を作りましょう。
人間は目からの情報が優位に働く生き物です。特に子どもは視覚優位が強いため、子どものいる環境では目で見てわかりやすい情報を意識しましょう。
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